日々

コロナ禍で、基礎疾患のある家族がいるということもあり、今でも以前ほど出歩かなくなった。
在宅勤務も継続（というか、会社の方針でこの先ずっと）なので平日はほとんど外に出ない。
休日も、どうやら世の中は通常運転に戻りつつあり、遊びに出かける人々も多いようだが、わたしはあまり出かけていない。

この状況で、あえて今会わなければならない人もいないし、これといった誘いもない。
旅行に誘ってくれた友人がいたが、同行者のことが苦手だったため断ってしまった。

そんなわけで、休日は一人で用事を済ませるために出かけるか、家にいるかがほとんどだ。
そしてこの暮らしにさほど不満を感じていない。
もちろん、フジロックがなくなって、予定していた旅行も中止になって、用もないのに気軽に会ってごはんを食べられないことは残念なのだけど。

家で、特別忙しくしていなくても、というか何もしなくてもあっという間に一日が過ぎていく。

今日は靴の衣替え第2弾。
ただでさえ家から出ないし、出たとしてもほぼ近所。ドレスアップして出かけることはほとんどなくなってしまい、ハイヒールが履けない足になったと思う。
そういう事情もあり、しばらく履いていなかった靴たちを10足ほど処分することにした。
このところ、少しづつ衣料品の断捨離が進んでいる。良いこと。

それでもやはり買い物は好きで、毎シーズンの展示会には行くし少しづつ何か買ってしまっている。
減ったけどね。

今年は衣料品より美容のほうにお金をかけている。
フジロックや旅行代がまるごと美容にぶっこまれていて、冷静に考えるとちょっと気絶しそう。

家にいる時間が長くなったので、また少しづつ本を読むようになった。
といっても、高校卒業以降、新しいものにあまり手を出さなくなり、手持ちの本を繰り返し読んでいる。

なんとなく、村上春樹が好きって言いづらいというか、以前とは見方も変わっているんだけど、慣れ親しんだ文体と空気感は決して私を退屈させないし動揺もさせないのでまた読み返している。